今回は制御編ですw
もちろんこの大きさにはArduino nanoといえども入りませんので使うのはこちら
ATmega328P
Arduino nanoの基板に乗っているマイコンチップですね。
これを単体で使用します。
選択理由は
1、NeoPixelのarduinoライブラリーが使えること
2、タイマーが3つ使える事(点滅のタイマー1,PwM用タイマー2)
3、端子が6個必要 NeoPixel1,目1、バルカン1,手1、スラスター1,スイッチ端子1
4、極限まで小さい事
ただ、小さいがゆえに私にハンダ付けできるのかw?
お値段は400円と普通のマイコンと比べると少しお高めw
まっ、arduino nanoと比べると同じくらいだから良いんじゃないでしょうかw
とりあえず配線をハンダ付け
おおっw意外とやるじゃんかσ(゚∀゚ )オレ
このマイコンは表面実装型なので、こんな感じで空中配線でハンダ付けするとかモデラー以外はまずやりませんwwww
さてまずは妄想プログラミングをテスト
あっ、プログラミングはarduinoIDEで行いました。これをatmega328用にコンパイルしてAVRISPmk2で書き込むというちょっとめんどくさい方法をとりますw
だって、NeoPixelなんてライブラリー使わないと面倒なんですもんw
やり方はこちらを参考にして下さい。
これできるようになるとarduinoライブラリーが使えて、単体の小さなマイコンに落とし込むことが出来るから、いざという時に絶対に役に立つと思いますw
てか今回が正にそのいざという時でしたww
プログラムはこちら
新しい試しみwww(貼っても誰も見ないんだから動画でww)
ボチボチ頑張りましたという事でwww
基本プログラムは
スイッチ長押しでパーメットスコアの切り替え
スイッチ通常押しで各部のLED点灯切り替え
デモモードを作る
てな感じです。
書き込んでテスト(邪魔なので腰から下部分は外していますwてな感じで完成まではテストで接続してまた外して等を繰り返してパーツの破損を防ぎますw)
うん、なんか思った感じに近い状態に動いてるw
ただちょっと気になる部分は修正で。
で、何度か色々とやっているうちにマイコンへの電源を逆接続して
はいwマイコン焼いちゃいましたwww
めくれて穴が開いているのですが、なんか普通に動いていて最初は気が付きませんでしたwww
ゾンビマイコンかよwww
そんなこんなも有りながら大体出来上がってきたので再度下半身も接続して全体の動きや、明るさをチェック
(マイコン端子部分は水性ボンドで覆ってますので写真では光って見えていますw)
部屋を明るくしたり暗くしたりして綺麗に見える明るさを探します。
明るい場所で見るのと暗い場所で見るのでは全然見え方が違いますからこの辺は重要ポイントですw
なんかtwitterで細かな調整をしても分かってもらえない!!
とある人が嘆いていたのでその辺の調整について今回は少しお話をw
例えばこの動画
まずは目を見て下さい。
光り始めは、見る人の目線を集めたいのでその部分を強調するために段々と最大迄明るくしますが、その状態のままとなると今度は次に見て欲しい他の部分の電飾の邪魔になります(特に周囲が暗い時はかなり邪魔になりますw)
そこで、最大迄明るい状態を維持して見ている人が目線を外していそうな頃に段々と明るさを落としていってますwこうすると目の明るさが変化したことに気づきませんw
次に胸の赤い光が流れる電飾部分。
最終状態
チョット角度が違うので分かりにくいかもしれませんが、下がLEDをただ配置しただけの状態
LEDの位置変更と、ツブツブ感をもう少し無くす事が必要そうです。
意外と大変そうですね( ̄▽ ̄;) pic.twitter.com/rtAC4DRxPS— 6jiro (@6jiro1) August 23, 2023
LEDの発光方法は全く変わらないプログラムなのですが滑らかさが違うと思います。
これはツブツブ感を消すように光の拡散の工作と明るさを調整した効果です。
LEDの明るさは明るすぎると全体が発光し過ぎて何が何だか分からない状態になりますし、一つづつのLEDの主張が強くなり過ぎてツブツブ感が目立ちます。
また逆に暗くし過ぎるとLED間に光量が少ない部分が出来てツブツブ感が目立つことになります。明るすぎても暗すぎてもLEDのツブツブ感が目立つようになるんですよね^^;
ちなみにこの部分にはこのようなLEDが入っていますが
これが一つづつ順番に点灯するとあのように見えません。
物が違いますが、下記のツイートがいい例になります。
#レイバーキャリア
パトランプのプログラム色々試してました〜❗️
左上 単純な順次点灯(2箇所点灯)
右上 1点でのPWM増減
左下 3点で残像残す感じ
右下点でのPWM増減低速でも比較的デジタル感の少なくい
右下の方式で行こかなと思います(*゚▽゚)ノ pic.twitter.com/V5gZNR4CDv— 6jiro (@6jiro1) June 1, 2023
左上が通常の順次点灯です。
このプログラムだと次のLEDに移る時に光が飛んでしまいLEDのツブツブ感が強調されてしまいます。
そこで右下の様なプログラムにします。2個のPWMと書いてありますが、分かりやすく書くと
まずは1個目のLEDをジンワリ明るくしていき、その最大輝度に達したらジンワリ暗くしていくのですが、その最大軽度の時に隣のLEDをジンワリ明るくし始めて、1個目のLEDが明るさが0になる時に隣のLEDの明るさが最大になるようにします。
イメージ的にはこんな感じですw
これを繰り返していくと滑らかに光が移動しているように見えます。
上の流れる赤い光の場合、RGB(レッド、グリーン、ブルー)は255:0:0という比率で発光させていますが
青い光の場合RGBを0:0:255で発光させるとかなり暗い色になってしまいます。
そこで、今回の場合はRGBを10:10:255で発光させて下の様な色に調整しました。
でも、派手に見せたい時はもう思いっきり派手にw
あと動画撮影あるあるなのですが、スラスター部分
点滅しているのですが、動画では単なる点灯に見えますw
こんな時は動画用に点滅時間のプログラムを少し変えてやりますw
撮影後に元のプログラムに戻しますw
プログラム変更面倒な場合は周囲の明るさを変えてやると点滅が分かりやすくなる時もありますw
てな感じでプログラムと工作で微調整しています。
どれも先輩電飾モデラーさん(ほぼ、どろぼうひげさんw)達から学んだことです^^
念のため言っておきますが、私がこう思ってやっているだけで、こうやっていないからダメだなんて思っていません。それぞれの考え方や好みも有りますからね。
最後に動画が有りますので、その辺を気にかけながら見てもらえたら新たな発見があるかもですよw
ちなみに今回は電流の消費も出来るだけ少なくなるようにとプログラムをある程度調整ww
次にいよいよ電池での駆動とします。
使う電池はリチウムポリマー電池30mAh
(前作のイングラムに入っている電池と同じです)
巷では爆発するとか恐れられていますが、ルールさえ守れば大丈夫^^
実際、小さなワイヤレスイヤホンとかに入っているのはこの電池ですよ~w
そもそも、この大きさで電流をしっかりと流してくれる電池はこれしかありませんからねw
ただ、この電池は3.7Vなんですよね~。
先ほどある程度の調整と書いたのは、外部電源の場合は5Vで動かすのですが内部電源の時は3.7Vとなるので明るさが微妙に変わります。
そこで、内部電源でも動かして見ながら最低限の明るさを探ります。
何しろ電池の容量が少ないので、結局大人しい発光状態では10分程度、デモで激しめに発光させるとデモ2回分やったら電池が無くなるという状態となりましたw
なんとか配線や、マイコン、電池を押し込んで書き込み端子のみ出した状態で何度も調整w
で、何とか組みあがりました~~~!!
内部電源でもしっかり動いていますww
デカールは1/100用エアリアルのデカールは販売されていないので1/144のデカールを使用しましたwただラインとか大きさがどうしても合わないものはキットのシールを貼っていますw
意外と違和感ないですww
足りない所は市販の汎用デカールで^^
うむ・・・・スミイレとか塗装とか下手すぎる・・・・_| ̄|○
そして完成動画がこちら^^
自分ではカッコよく編集したつもりでしたが、あまり受けはよくなかったwwww
てなことでエアリアルしゅ~~~りょ~~~~!!!
オマケ
最後まで見ていただきありがとうございます。
今回のエアリアル製作時に使った3Dパーツ
コイツらですねw
全てのパーツの3Dデーターを載せておきます。
下のダウンロードをクリックし圧縮ファイルをダウンロード後、解凍して自由にプリントしてください。
使用に当たっては自己責任でお願いします。
プリントして販売とかはしないでくださいね(・ω・)ノ
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甘栗焼いちゃいましたか〜?
動画でスケッチ見せられたとて!!
(笑)
大阪で直に拝見いたしまする。
完成おめでとうございます
てつのさん おはようございます
いわきに向けて移動中かなw
甘栗焼けちゃいましたよwww
まっ、他に被害が出なかっただけでもよしとしますw
スケッチどうせ誰も読まないもの~w
頑張ったというとこだけ見せておきましたwww
こんばんは
この大きさに、よくまあこれだけの機能を詰め込む事が出来ましたね! 素晴らしい。
もうビョーキです(笑)
LED光が綺麗に流れていく様は本当に素晴らしいです。
このモデルも岡山で拝見できますよね!
Vividさん こんばんは!
詰め込んじゃいましたよ~~wwww
機能と大きさを考えるとマイコンはこの選択以外が無理なら作れませんでしたw
LEDの流れはアニメではもう少し早いのですが、見る人に印象付けるのはこの位の速さがいいかなと思い調整してありますw
岡山に持って行きますよ~!
やべー最近自ブログの更新どころかブログの巡回すら忘れてましたww
光の演出方法、たいへん勉強になりました!
動画用と実演用分けて作るとかエライ!
サーベルの柄がスイッチなのも面白いです。
ひげちゃんの一番弟子って感じの作風w
しかしここまで頑張っても、一番受けるのはド派手七色デモモードだろなw
こまけー工夫とか拘りはなかなか伝わらないよねw
gyoさん こんばんは!
私もめっきりブログ巡回してないw
アナタがツイッターでブツブツ言ってたから細かいとこ書いてみたよww
どろぼうひげさんの一番弟子とか嬉しいこと言ってくれるじゃんかw
よし、今度、そのうち、多分、もしかしたら浜展また行くwwww
そうなのよね~wあのサンプルプログラムのド派手フルカラーが一番受けがいいんだよね~ww