今回はarduinoの小ネタがメインです。
バルキリーの製作エンジン部分のDCモータ用の基板とモクモク装置用の基板も作成しました。
左がMOSFETを用いたDCモーター用の基板、中央がモクモク装置用基板、右が前回作成したサーボ基板です。
で、もちろんこれらの基板を作成してテストをし合格したので組み込んでいったのですが、
モクモク装置(超音波振動子)の調整でドツボにハマりましたw
まずは基板とarduinoを組み込んだのでテストしたのですが、サーボは正常可動するのですがDCモーターが回らない・・・・モクモクも出てこない・・・・・・テストの時には全てうまく動いたはずなのに・・・・・
まずは配線をチェック・・・・おかしなところはないな・・・・・
電源電圧も間違っていないし・・・・・
とりあえずひとつづつ問題潰していきますか^^;
DCモーターはPWM出力でMOSFETを介して回転数をコントロールしています。
プログラムを変更してduty=200まで上げるとインテークもファンのどちらのモーターも動きました。そこで限界を探るためdutyを下げて行くとduty=120ぐらいが限界・・・あれ???テストではduty=60で回ってたはずなのに・・・・・。まっ回るようになったからいいか^^
次、モクモク装置・・・・全然反応しないww
電源問題かなと思い24Vを発生せている昇圧器を交換・・・・だめだ・・
PWM出てないの?と思いロジアナで確認するときっちり114kHz出てるし・・・
かなり原因不明ww
もしかして、組み込むときに何か壊れたのかとテスト用基板を持ってきてチェックするもそれでも煙が出ない・・・・
こりゃ超音波振動子が壊れてるなと思い、まだ組み込んでいない右エンジンブロック用の超音波振動子をつなげるとなんか少し出たww微妙に煙がチョロット出て消えたww
こりゃ、PWMの周波数がおかしいのかな?もう一度プログラム書きこんでみるか~と思いarduinoにUSB端子を繋げたとたんモクモク大発生ww??
なんで???
そういえば、さっきのDCモーターの時もPWMの数字テストの時と違ったよね・・・・
で、DCモーターもUSB繋ぐとなんか大目に回っていない??
何かがおかしいwwてかここまで来たらPWMの出力電圧が違うとしか考えられないw
で、念のためこのarduinoの出力端子digitalWrite(4,HIGH)にして外部電源時VINに5Vで測ってみると。
あれw4V無いんだ!
ちなみにUSB接続では
4.6V結構ちがうんですねw
なんと外部電源時に電圧が少なくなっている!そのためPWMのdutyがテスト時(USB接続)外部電源(VIN5V)では違ってきたわけですね。これでモクモク装置の不調も原因がわかりました。
で、この外部電源について調べてみるとなんと!!!
VINからの電源供給は7~12Vを入力してくださいとマニュアルに書いてあったww
マジかww今までarduino沢山使ってきたけどこれ初めて知ったwwなんて私は馬鹿野郎なんだろうw今まで全部のarduinoでVINに5V供給してたよ^^;
で、7~12vの間を取って9V(日本人ですよねw中間あたりを選ぶw)をVINから供給するとモクモク装置も快調に煙出してます。ただ、少しarduinoが熱持つ感じも有りましたので7Vで行くことに。
ただ、これからarduino使うたびに7v作るなんてめんどくさいな・・・と思いネットを検索。
すると27ピンの5V端子から電源を供給する人を見かけました。おおっ!そこからなら5Vでもいいんだ~と思いテスト。
うむwUSBからよりもきっちり5V寄りで出てないwこれの方が良いかも~!
と思いながらさらにネットを見ていると、
公式にこのような文章が有るとの事
5V。このピンは、ボード上のレギュレーターから安定化された5Vを出力します。 ボードには、DC電源ジャック(7-12V)、USBコネクタ(5V)、またはボードのVINピン(7-12V)から電力を供給することができます。 5Vまたは3.3Vピンを介して電圧を供給すると、レギュレータがバイパスされ、ボードが損傷する可能性があります。 お勧めしません。
まじか・・・・いい案だと思ったのにな~諦めかけていましたら、
前回のコメントでなおさんが5Vピンから電源供給してるとの事!マジっすかw!
再度色々調べているとどうも5Vピンからの供給OK派とダメ派がいるみたい。
ネットでも様々な意見が出ていました。個人的には5Vピンから供給してたいw
7V作るの面倒だものw
で何とか根拠を探していると・・・・・ありましたwそれも公式にww
Arduino Nanoは、Mini-B USB接続、6〜20Vの非安定化外部電源(ピン30)、または5Vの安定化外部電源(ピン27)を介して給電できます。 電源は、最も高い電圧源に自動的に選択されます。
//(google翻訳)
(゚∀゚)キタコレ!!
良し今後は5Vピンから外部電源供給じゃw!
てなことでarduinoを組み込んで手元にある模型の外部電源ラインを5Vピンに交換w
ISDこいつも時々変な動きするな~とは思ってたんですよね・・・・
電源配線移動完了
みんじお用ブラスター
こいつも変更
プロボットやイオン砲はgyoさんの所に有るので、gyoさんが直してくれると信じています^^^^^^
こうしてみるとarduino使ってる模型意外と少ないなw
まっ使い始めて1年半ぐらいでAVRですましちゃうことも多いですからね^^;
てな感じでバルキリーの製作というよりもarduinoの話でした^^;
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電源修正が必要な模型の多さから見て、6jiroさんは、もうどっぷり「彼女」に首ったけだという事がよくわかりました!(笑)
何はともあれ、問題解決で良かったですね。
大事なことは、電源とマニュアル!!
モクモク装置は、初めてこれから使用する可能性があるので、大いに参考にさせていただきました!(笑)
動作チェックでは、結構「たばこの煙」くらい、モクモク出ましたので、一安心ですが、模型に組んでどうなるかですね。
Vividさん こんばんは!
私はもうどっぷりarduinoに浸かっていますよw
だって色々な設定が簡単で、場合によってはAVR単体にもそのプログラムが書き込めるなんて、私のマイコン環境としては最高ですw
そのはずなのに、今回初めて外部電源の事知りましたw思い込みは怖いですねw
確かに、大事なことは、電源とマニュアル!!ですねw
モクモク装置はなおさんの回路図の通り作ればVividさんなら簡単にこなしちゃうと思います^^
ちなみに私の物は振動子にかける電圧は24Vまで上げてみました。その方がモクモクの量も増えてる感じです^^
改めて拝見すると、どれもこれも中身がすごいですね~!
電源の件、いつか使うかもしれないので、頭の片隅に忘れないようにしておきます(^^;
パイロットpapaさん こんばんは!
癖で配線長めにとるのでそれを押し込みますから中がごちゃごちゃしている感じが余計強く見えますw
まっ、いろいろな機能詰め込むのでどうしてもこうなっちゃうんですけどね^^;
電源の件は私だけ知らなかったのかもですww
私も5V-VINだと思っていた人なので勉強になりました。
幸い、arduinoは全てUSBから給電していたので事なきを得。
こちらのイオン砲とプロボットは機会があるときに修正しておきますね。
しかし、ISDの臓物。
物置みたいwww
よくこれで展示会二日間無事乗り切ったなと。
・・・いや。
乗り切っていなかったかww
こんばんは!
過去作まで一気にオペしてしまうところが6jiroさんらしいというか。そこで、開けたはいいが閉まらね~、ちょっと押し込んだら「バキッ」とかのウッカリがなかったことが少し残念ですが(←スイマセン、ホントハコンナコトオモッテナイデスヨ)これでどれも安心ですね♪
自動選択ってのはダイオードが入ってるからUSBへの逆流は大丈夫よ、ってことなんでしょうね。回路図見て、これなら大丈夫だろうな、と安易にやってましたが、ここまで調べてもらってたら私のザクも安心です。ありがとうございま~す(^^)/
gyoさん こんばんは!
思っちゃいますよねw今まで何も疑問すら感じずVINに5V投入してましたww
今までは少々電圧が低くてもTRだったので動いたいたのですがMOSFETだとそうもいかないみたいで、今回初めて気が付きましたw
おっwイオン砲なども直してもらえるんですか!書いてみるもんですねw
まっあいつらはTRでスイッチングしていますのでその電圧でも大丈夫と思いますが、変更してもらえるならしておいてください^^
ISDの臓物は今見てもかなりですよねww
ホントこれよく1か月も使わずに組み立てたもんですww
まっ、とりあえずバンダイの方とかに見てもらった時にまともに動いていたからよかったんじゃないでしょうかw
なおさん こんばんは!
間違いが分かったら過去作も修復しておきたいという事で手元にある物はなおしておきました^^
やはりマイコンの安定稼働は重要ですもんね~。
壊しはしませんでしたが、ISDのファイバーを何本か溶かしちゃいましたが無視の方向でww
実は私も回路図見たのですが、なんのこっちゃ????分かりませんでしたww
何とか5Vオッケーのお墨付きをもらえたので良かったです。
かなり検索しましたよ~~~^^;