バルキリー足部分のもう一つのギミック追加です。
ベクターノズルの可動を行いました^^
どこで見たのか覚えてはいないのですが、カタパルト上で発進前の可動テストでこのベクターノズルをクネクネ動かすシーンが脳裏に焼き付いています^^;アシェットの物もここは可動な様ですので何としても動かしたw
てなことで色々と考えましたw
まずはいきなりの壁として下方向には動かすクリアランスが有るのですが上方向にはほとんどクリアランスがありません。
術前の写真撮り忘れて改造後の写真なんですが。
本来軸部分は赤丸の部分にありました。この部分で回転するとどうしても緑矢印部分が当たって上向きにノズルを向けることが出来ません。
そこで色々と思案w
で、写真にすでに答えが出ていますが、
1、一番簡単な方法、軸を違和感のない範囲で後方にずらす。
2、ちょっと異色ですが、軸自体も強い力がかかると多少ずれるものにする。
これは緑矢印部分でノズルの動きが止まった時に多少でも軸が動くと緑矢印部分を中心に回転して上向きの角度を確保できます。
3そのためにはトルクのあるサーボを使う。
この3つを主軸にギミックを製作していくことにしました。
ほかにも上の長い部分(緑矢印部分)をヒンジをつけて可動式にするとかw考えましたが面倒なので却下w
まずは1から
緑丸の位置の元のノズル固定用のダボを削り取り後方にヒンジをつけました。このままだとノズルが後方に突出してしまいますので、ノズル側のヒンジ位置も後方に
最終的に下の装甲の切れ目(オレンジライン)より少し後方に位置する部分に調整です。
次に2について
微妙に位置が変化するヒンジ・・・・・そんなの無理wwと思っていましたが、実はこれ以前使っていたんですよね~^^;写真見るとわかると思いますが、ネオジム磁石ヒンジですw!
これもムチャ偶然でこのヒンジに悩んでいた時に以前作成したランチアストラトスの記事にコメント頂き思い出すこそが出来ましたwこのランチアストラトス作成時にネオジム磁石ヒンジ使っていました。
これは同じ型の丸い断面の磁石を合わせるとピタッとその形が合うように付きますが、その際引きはがすのは困難でも緩い力でそれぞれを回転させることはでき、少し力を駆けると多少ずらすことも出来るという性質を利用してヒンジとします。
これなら
緑矢印部分でノズルが引っかかっても、そのまま力をかけるとヒンジ部分で赤矢印方向にずれて少しでもノズルの上向きの角度を確保できます。
3については、
ネオジム磁石ヒンジをずらせるくらいのトルクが欲しいので、今回は5kgのトルクのあるちゃんとしたサーボを購入しました^^
いつも500百円程度のサーボですからサーボ1個が1300円とかすると凄く高価な気がしますw
さて、このように出来る限り可動範囲が広くなるようにして可動範囲のチェックのため手で動かしてみました。
すると元のエンジン噴射孔のパーツが干渉w
そんなところが当たりますかww
現物合わせ教に則り、躊躇なく削合w
ノズル側にサーボホーンを瞬着で取り付けて(もちろん目分量w)
サーボで可動テストです。(VividさんのLEDマネージャーを使用させてもらってます^^)
まっ、VRで動かしていますからぎこちない感は有りますが、比較的スムーズです。
下方に向けた時は良いのですが、
上方に向けた時に角度が少ない
さらにロッドが力に負けて曲がっていますw
仕方ない・・・・・やるかw
どうしてもあの緑矢印部分が邪魔です。
え~~い!もう切り取っちゃえw
もちろんこのままではいけませんから切り取っと部分を6mmほど短くして再度接着
赤矢印が切り取って短くしたもの、緑矢印は元のままです。
この位ならばれないだろw
これで可動範囲が少し広がりました^^
さらにロットのたわみを少なくして力をしっかり伝えるためにプッシュロッドの被膜状の物も取り付けて長さも短くしました。
(よく見るとネオジム磁石の大きさが今までと違うのですが、これは注文間違えて大きいサイズの磁石を注文しちゃったからですwそれも20個ほどww)
モクモク装置はノズル内に入れ込んでしまい、後に水タンクと給水ホースなどを追加予定です。
この辺は前回にも書きましたが、大陸から超音波振動子が届くのを待ってからですね^^
それと以前より気持ち奥に超音波振動子を仕込めるようにプリント物を調整
これで動かしてみます。
まだテスト段階ですから色々なテスト基盤が混在w
ここで超音波振動子用に用意しておいた水をぶちまけてブレッドボードとarduinoを水浸しにするうっかりもしっかり行っておきました^^;
超音波振動子は前回のコメントでなおさんに電圧についてのアドバイス頂きましたので24Vまで上げてみました^^
ベクターノズルの可動範囲の確認とモクモクの煙がちゃんと偏向されて出てくるか試してみました。
初め通常のモクモクで、途中からファンによる風も出てモクモクの勢いが増えています。
(その分モクモク感が少なくなりますがw)
ちゃんとモクモクの向きも変わっています^^
手をかざすとファンの風も感じていいかもw
これで行けそうですので後はバラして、パーツの精度上げてよりしっかり固定ですね。
まっそれもこれも超音波振動子が届いてからになります。
しばらくは地味なパーツの修正とかしていきますw
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こんばんは。
ナルホド、軸がズレるようにするんですね。
そして、その機構のためにレールを作るのかと思ったら磁石ですか。
勉強になります。
本体がデカいだけに6mm削っても差が分かりませんね。
ぶつかるところバッサリ切っちゃえばいいのにー、と思いながら読む。
そうか、VF-1ファンは、外観への思い入れが強いから、ギミック<スタイルなのか!
と理解する。
そうかそうか、スタイルへのこだわりがこの複雑な可動機構へアプローチする原動力なんだ!と少し感動し始める。
最後にバッサリ斬る。。。結局切るんかーーーーーい!!!
しかし、試行錯誤のテスト基盤がゴロゴロしてるし、
仕事量とそのスピードはハンパないすね。
ファンモクモク、流速上がってだいぶいい感じです。
ミントの香りを混ぜておくと、夏場の展示会で涼しげでいいかも。
冬場はクリニックの加湿にも最適ですね。
taraさん こんばんは!
レールを作るのもアリなのかもしれませんが、それだと回転の途中でそのレールに入り込んでしまう事がありますし、私の技術ですとそこまで精密な物が作れません^^;
その点磁石なら簡単にできますので磁石ヒンジにしました^^
よく見ると中央の構造物と比べるとわかるのですが、多分単体で見るとあまり気が付かないかなとは思いますが、上下のあの部分のスリットが同じになるのは避けたかったので6mmだけ削りましたw
gyoさん こんばんは!
結局切っちゃいましたww
アシェットの物もこの部分は結構バッサリ切断してあるんですよw
ただ、個々の上下の長さはこのキットの状態が設定資料見ると正解なのです。
出来るだけ切りたくは無かったのですが、どうしても可動範囲確保できなかったので苦肉の策ですw
正直かなり試行錯誤しましたw
とにかく可動範囲の確保に試行錯誤ですw
モクモクはやはりノズルの先端に近づけるというのが一番の方法でした^^;
24Vまで上げてますので耐久テストしてみますw
ファンは出来るだけ風を弱くしてモクモクを飛ばし過ぎないようにしています。
なおさんのザクと並べていい香りをばらまきましょうかねw
こんばんは
ファンもノズルの中なんですね。
ファンが回りだした後のアフターバーナー感がとてもよいです。LDEの色の演出が合わさればかなりクルと思われ、今から楽しみです。20mmの使用感もまた期待してます。
おはようございます
週末はこれにかかりっきりでしたね!(笑)
6jiroさんの「真実追及の姿勢」には、頭が下がります。
まずは噴射口のチルト機構ですが、軸の位置をずらして上のでっぱりを削るのW対策で、ちゃんと良い具合に動作していますね!このあたり、次に製作する「なおさん」や私の素晴らしい教科書になります。(感謝!)
モクモクも、起動時に多く出て、完全起動後は少し減るのって、良い感じですね。
LEDの発色で、これもリアリティー100%です。
一つ老婆心ながら、サーボのロッドですが、外力がかかった時に逃げが無いとプラパーツなどの部品が破損することもありますので、ご配慮くださいね。
サーボが5kgのトルクなので。
なおさん こんばんは!
ファンはサーボのすぐ後ろに設置しました^^
あのノズルがいい感じで風を誘導してくれるようです。
ちょっとモクモク少ないですが、なんかずいぶん雰囲気出てきましたよね^^;
LEDであのモクモクに少しでも色がついてくれると確かにもっと雰囲気出てくれるかなと思います。
25mmの超音波振動子届き次第テストしてみます^^
Vividさん こんばんは!
先週1週間ずっとやっていましたw
このキットのノズル部分の切れ込みが設定どおりなのでかえって可動が制限される状態になっていましたwこの部分アシェットの物とかは上下でほぼ同じ程度の切れ込みが入っているので上下の可動に制限があまりない状態になっています。
モクモクは前回のgyoさんのコメントを参考にしてみました^^
LEDでうまくモクモクに色がついてくれるといいのですが^^
なるほど!サーボはぎちぎちに固めると確かにパーツの破損の可能性がありますね。
ヒンジはご覧の様に磁石ですので多少は逃げがありますが、サーボホーン等の取り付け部位がはがれてしまいそうですね。多少余裕もたすように調整してみます。