PLAMAX 1/20 VF-1 ファイター02 主翼ギミック

でっかいバルキリー製作中です。まずはコクピットから進めていたのですが、どうしても気になるギミックがw

翼の開閉ギミックです^^;

この主翼の開閉にはアシェットの11号12号の主翼展開ギミックを移植する方法でやってみました。
アシェットのVF-1のこのパーツ見た時に即決定w
この精度でスライドさせるギミックを個人で作るのは難しいんですもん^^;

まずは、このギミックを入れていくには邪魔になる部分が

ザックリとパーツを切り刻みますwギミックパーツ置くにはどうやってもこの部分が邪魔^^;

この部分はバトロイド時の腕のパーツが本体に接続されるための物のようですが邪魔なので切除。
腕のパーツはここ無くてもどうにかなりそうかな?

次にギミックのパーツをどこに置くかを再検討

主翼の形状や、尾翼につながるパーツの接合部等色々検討の結果

 

この位置に決定。

ギミックが稼働した場合この位置辺りまでスライドしてきますので、上面パーツの尾翼接合部に干渉するのでこの部分も削合

 

とりあえず大まかな位置は決まったのでギミックパーツの置き場所をならしておきました。

さて、ここから苦難が始まりますw

まずは1の位置に穴をあけて可動。

この位置で調整しようとすると、このアシェットのギミックに決定的な問題発覚ww

この黄色矢印の角が有るため可動範囲が赤矢印位しかないのですwかと言ってこの黄色矢印削るとスムーズなスライドのためのベアリングが出てきちゃいます^^;

うむ・・・・アシェットは1/24だからその辺の差があるのかな??と念のためアシェットのVF-1の紹介動画を確認すると

ちょww可動範囲狭いじゃんww

このでっかいバルキリーはここまで広がります。

この差はギミックを作る上で大きい・・・・・・・。

で、1の穴の場合

スライドによって青い位置辺りまで下がります(1の場合、写真のギミックの位置はもう少し前になります。)
すると1の穴のヒンジがスライドしてきて黄色矢印が表す角度になります。
この写真だと十分翼が開くように見えますが、実際は翼が開ききらない状態でした^^;

これが3の穴だと

ギミックのスライド量は同じでも黄色矢印の角度は大きくなります。

これは皆さんお分かりの様に回転中心からの距離が短い方が同じ距離スライドしても中心角は大きくなりますよね。ただ回転中心から距離近くなると回転させるための力がより必要となります。

その辺を色々と加味して3の位置にヒンジを設置しました。

ちなみに2の穴の位置は色々とワイヤーを使ったりしてギミックを考えた時の名残でどれも使えませんでしたw

で、3の穴の位置に設定しましたが、先ほども書きましたが力がより必要になります。
指で動かしてみると動き始めに結構な力が必要です。可動のためのステップモーターへの負担が大きいと思われます。

スライドによりオレンジ矢印の力がかかると、青矢印方向へのスライドにかけられる力は少なめです。

そこで、ヒンジがスライドする溝に角度をつけて可動初期の力を逃がしてやる方法を取りました。

これである程度スムースな動きにすることが出来ました。

よしよしと思い念のため翼を取り付けてみると

おっ重い・・・・・・・・・・・。
流石1/20ですw翼が重いww翼の重さと摩擦でとてもではないですが現在の状態ではステップモーターによる可動には荷が重い^^;

そこで4番目の穴をあけてこの位置にヒンジを移動

この位置ですと

このように同じオレンジ矢印の力をかけても青色矢印分の分力がかかりますので先ほどよりもスムーズに動きます。

ちなみにスライドギミックをこの位置にしたので、パーツ干渉のため、
ステップモーターの覆いの削合(右はアシェットのVF-1です。)

機体上面パーツの削合

これで何とか入りましたw

瞬着で止めてあるだけなので補強は必要です^^;

これで手持ちのステップモーターのテスト用基板で動かしてみました。

アシェット12号のステップモーターが減速ギア付きでトルクがアップしていることが幸いしています。ステップモーターですので翼開閉の速度は単体でも調整できますが、トルクを増すために減速ギアがつけられているんでしょうね~ちょっとアシェット尊敬w

これで一安心^^コクピットに戻りますw

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8 comments

  1. とても良い!!すんばらしい!!
    つぎどんな無茶ぶりしようか悩んじゃう!!!
    で、も、ね、ひとつだけ今回のぶんに物申したい。ロッドはプラ版だとのちのち
    後悔することになりそう。できればシャフトかタミヤ当たりの工作グッズに換装しないと
    できあがってから折れたり曲がったり噛んだりしそうですから
    替えたほうがいいような、老婆心でございます。

  2. こんにちは
    流石に6jiroさん、行動が早いですね!プラモゲットと同時に、もう主翼ギミック完成させています!
    なおさんと私は、もう6jiroさんの後をゆっくり追いかけていけば完成ですね(笑)
    というか、もう私の機体キットは、6jiroさんの「困った時」の「部品取り」に使ってください!

  3. うーん。
    アシェットのものよりスムーズに動くような仕組みをずっと考えていたんですが、
    後ろで新聞の塗り絵をしている妻と娘のペン音で寝ちゃいましたww
    ローラー軸受けとカムレバーで駆動するとか、
    デカいギアを翼の根元に付けて、ウォームギアで動かすとか。
    スライドするプレートの先と手元(機首方向と尾翼方向)にそれぞれロッドを付けて、
    X形に配置してそれぞれ引きと押しを担当させれば、より小さいモーターもいけそうな。

    ていうかこれこそ、Fusion360の得意分野じゃないですか。
    リンク作って動作テストもできるじゃないですかっ!

  4. こんにちは
    かなり試行錯誤されてたのですね。ベクトルまで使っての考察すごいな~。
    これは、そのままコピーさせてもらいますけど、さてそれさえちゃんとできるやら?
    元々トルクのあるモーターなんならモーター交換してトルク稼ぐって選択肢もなさそうですね。機体の厚さもそんなにないし。
    アシェットから12号がまだ届かないのがちょっと不安。まだ目安の1~2週間は超過してないのでGWがかんだから遅れてるだけだと思いたいw

  5. てつのさん こんにちは!
    ありがとうございます!
    ムチャ振りをわざわざ探さないで下さいww

    そうなんですよあのプラの部分が心配なんですよね~。
    今回はアルミ板にしてみようと探してたのですが見つからずに、2mmのプラバンにしたら結構強度もあっていい感じそうなのでこれで行きました。ただ、やはり強度の心配ありますので、金属棒等を歯科用の即時重合レジンで固定してギミック側も即重で固定しちゃおうと思います。即重は絶対の信頼感ありますから^^。
    それと翼の軸部分もベアリングを購入したのですが、翼側の中心にちゃんと入れれる自信がなくてただいま保留中です^^;

  6. Vividさん このにちは!
    この部分のギミックは私の中ではある意味一番重要なギミックでした^^;
    アシェットのギミックを見た時にブログにも書いていましたが、これ使える!!と思い予備を購入して製作を始めてみましたが、スライドストロークが少なくて結構難儀しましたw
    Vividさんもなおさんも私から見たら壮絶な知識と技能をお持ちなので製作凄く楽しみにしているんですよ^^
    製作される時には必要であればコクピットパーツとか送りますのでいつでも言ってくださいね!

  7. gyoさん こんにちは!
    やはりこの翼の定番ギミックとしては、F-8クルセイダーの翼端の折り曲げの時にも使いましたが、両翼をきっちりリンクさせて開くの結構難しいですよね~。
    ウォームギアで動かすのも良さそうですね。ただ、でっかいギア作るとなると3Dプリント物の強度では少し心配かも^^;ギアの歯がウォームギアで使うくらいとなると小さくなりそうですからね・・。この翼思った以上に動かすのに重いんですよ^^;
    なるほど~X字型にロッドを配置ですね。ロッドの長さの調整が微妙そうですがその手もありますね。

    Fusion360のジョイントですよね~。わかってはいるのですが立体に起こすの面倒でw
    今回は簡単に精度の良いパーツが手に入りましたのでこれで行きました。
    次の機会のヒントになりそうなので覚えておきます!

  8. なおさん こんにちは!
    とにかくあのアシェットのギミックのストロークが短くて苦労させられましたw
    なんかベクトル書いてそれっぽく説明していますが、やってる時は単にそんな感じでやっていますw
    殆ど考えてませんwですからあんなに穴何か所も開けちゃうんですけどねww
    今回のステップモーター小型なのですが減速ギアついているのでそこそこのトルクが出るようになっています。ただ、それでもこの重い翼を動かすのは難儀しそうでしたので対策を色々としてみました^^。
    私も11号をもう一つアシェットに注文しているのですが、いまだ届かずに不安ですw
    アシェットなんか「在庫ないです」とか言ってきそうですからねw

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