Quasimodoさんが、もう一つのブログ「ウォーハンマーとメタルフィギュアな日々」で素晴らしい塗装技術を披露されています。とてもあのような塗装はできませんが、せっかくあの塗装方法を公開してくださっていますので、勉強のためトライ〜^^。そこで、以前スレーブを筆で塗装して産廃を生産してしまいましたが、こりずに今回はベムラー(ウルトラマンの怪獣です。)行ってみましたwちなみに、皆さんのご期待通り今回も産廃がw塗料はシタデルを使用しています。
さすがに、あのようなかっこいいドラゴンを私レベルで汚すのは惜しいので、ソフビの安いウルトラマンの怪獣で練習してみました。どれにしようかなと思い、りょう君に聞いてみると「ベムラーがいいよ」とのこと早速ヨドバシさんから取り寄せて塗ることにしてみました。
なるほど・・・・。これはw どうもウルトラマン怪獣ってとぼけた顔しているな〜w
まっ、このまま塗装始めてもいいのですが、せっかくなのでつなぎ目を適当に消しておきました。
適当な合わせをしてパテも適当に盛って、ヤスリさえもかけていませんw
まっ、いいやということで、Quasimodoさんのブログを見ながら、まずはミッチャクロン+ブラックサフで下地塗装としました。
次に濃いめの茶色でベタ塗りとのこと・・・・。おっけ〜ベタ塗りね!てことでやってみたのですが、
どうやら塗料に含ませる水が多すぎたみたいで、ディティールの深いところに入り込んでせっかくの下塗りの黒が潰れてしまいましたw
これじゃウオッシュですねwディテイールの凸部に色が乗らないといけないのに・・・・。
てなことで再度ブラックサフで黒塗り状態にし、今度は深いところには黒が残るように濃い茶色を塗ってみました。
塗料はあまり薄めずに何度かに分けて塗って色をのせました。
次は背中のトゲトゲ部分に明るめのサンド系の色をのせていきました。
この辺からまた怪しい雰囲気が出てきましたが、まっ気にせずにいきましょう。
ただ、この色を乗せるのも、ドライブラシのような感じで凸部に塗っていくのですが、今までドライブラシってパーツの上を適当にこすってやっていましたが、ちゃんと狙った部位に丁寧にブラシを擦り付けていかないとうまく色が乗らないし、乗って欲しくない部分まで色が付いてしまいます。ドライブラシの難しさを改めて痛感しました。
次にハイライトとしてもう少し明るいサンド系の色をトゲトゲにのせていきます。
ずいぶん明るい色が乗りました。なんか明るすぎない?とも思ったのですが、この後ウオッシュがあるのでとりあえずこれくらいで行ってみました。
右がハイライト乗せていない状態。左がハイライト入れた状態です。
で、ここで一旦ブラック+ブラウンでウオッシュです。
先ほどまでの色が落ち着いてなんかいい感じになってきました。
おっ!いけるかもと錯覚w
顔の辺りもウオッシュでディティールがはっきりしてきました。
首のあたりはディティールがはっきりしていないので、微妙な凹凸に合わせてハイライトで線を描いて多少でも立体感が出るようにしています。
次に鱗部分にハイライトを加えて
鱗のディティールが少しでも立体感が出るようにしてみました。
次に細部の塗装を行いました。
目や口、爪などを塗装
次にお腹部分がシルバーなのでこれを追加
この後再度爪や歯等はセピアカラーで生え際には特に濃いめにウオッシュして、口の中は色の境目をブラック+ブラウンでスミ入れする感じで流しました。
目は赤色に金色をさして黒で縦に細長い瞳を入れてみました。
最終的にこんな感じで終了〜。
前回のスレーブよりはまだマシか^^;
なかなか上手になりませんが、今回はドライブラシのかけ方と色調の揃え方がとても勉強になりました。
また機会があれば、挑戦してみたいです。
とりあえず、完成品はりょう君が「かっこいい〜!」と言ってくれたのであげました^^。
関連すると思われる記事:
- None Found
ベムラー選択は、りょう君のアドバイスですか!?
シブい所をついてきますね~!
自分も結構好きな怪獣だったりします(^^)
ご自身では産廃などと仰っていますが、元のままより「特撮怪獣」&「シーサー」感があって良いですよコレ~!
りょう君にも気に入ってもらえたようですし良かったですね~!
狙った所にドライブラシって、案外難しいですよねぇ(-.-;)
Quasimodoさんのスピーダーバイクなどを拝見していると、ドライブラシでどんどん色を重ねていますが、見事としか言いようがなくて凄いですよね。
エナメルと違い、ラッカー塗料などの筆塗りは、塗っている側から乾燥してポッテリ気味になってしまい、薄めると今度はノリが悪く、細部に入り込んでしまうなど、自分はなかなか上手く塗れないのですが、シタデルの「ノリ」や「塗り感」などは、どのような印象をもたれました?
塗装後はクリアコートなどをしなくても大丈夫なのでしょうか?
6jiroさんなりの感想をお聞かせ願えれば嬉しいです。
yangminさん おはようございます!
ウルトラ怪獣マニアのりょう君オススメでした。
怪獣は全く詳しくはないのですが、元は「シーサー」だったんですか?なるほど〜。
こういった怪獣ものの塗装は初めて行いましたが、なかなか難しいですね〜。生き物の塗装って、メカ物と違い生きている感が必要ですもんね。
ドライブラシは今回の場合とにかく塗料をどのくら擦り付けていくかがすごく難しかったです。通常のドライブラシレベルまで塗料を落として塗りつけると全く色が乗ってこなくて、多すぎるとドライブラシにならずにカスレがなく塗り分けになりますwで、結局何度もドライブラシをかけて、その都度塗料のりょうを少しずつ増やしながらドライブラシの範囲を小さくしていく事でなんとかこのような感じになりました。
Quasimodoさんのブログではサラッと記載されていますが、相当なテクニックだと思います。
シタデルに付いての私なりの感想ですが、塗料自体の伸びは良くて、乾燥もラッカーほど早くもなく、エナメルよりは早い感じで、水で薄めることで結構乾燥時間が違ってくるようです。そして他の塗料とは重ね塗りということが最大の違いかなと思います。シタデルで色をのせていくのは薄く塗っていくのを繰り返します。シタデルは水性ですが、一旦乾燥すると水に溶けません。そのため重ね塗りしても下地が溶けませんので、薄い色を何度も重ねることで色を出せます。そのためラッカーのあのポッテリ感はありません。さらに、乾燥後はいい感じのマットになりますので、エナメルのマット色なのに所々ツヤ出てるwてな感じもありません。
それと、塗装対象がこのくらいの大きさなら筆塗りですので多少の混色はパレット上で行いますので簡単です。
筆塗りにはベストの塗料かなと感じています。
クリアコートで保護する意味でなら必要かもしれませんが、全体の調子をマットで整える目的なら必要ないかもです。塗っただけで綺麗なマットになってくれます。
と、私は感じましたが間違っていたらすいません^^。
こんにちは!
いやいや、良い感じに仕上がっています。
怪獣のTVは大昔に見ていましたが、凄く雰囲気が出ていますね。
怪獣は、メカの汚しとは違って、なかなか難しいと思いますが、大変上手に塗装されているように拝見します。
上達にはやはり繰り返し練習することですね。
私も少し見習って、練習します。
Vividさん こんばんは!
そう言ってもらえると有り難いです^^;
多分以前なら十分満足していたと思うのですが、比べること自体失礼ですがQuasimodoさんの作品を見るとどうもおもちゃ感が消えませんw
本当どのようなことを積み重ねたらあのようなすごいものができるのか興味津々で、その一端でもわかればと思いやってみました^^。
やはり練習していくしかないですよね〜。
まっ、この出来ですが、りょう君が喜んで引き取ってくれたので満足です^^。
こんばんは!
長文の感想ありがとうございましたm(_ _)m
お値段が高いのがネックではありますが、感想を伺った感じですと、ノビやノリも良さそうで、マットでコートが必要なさそうなとこ仕上がりなどは良さそうですね!
筆塗りが苦手なので自分も興味がありますが、ドライブラシの重ね塗りは、何層も重ねないとのらなそうなのは大変そうですね。
でも試してみたいなぁと思いました。
率直な感想をありがとうございます。
とても参考になりました!
こんばんは!
おぉっ!ベムラー完成されましたね〜^^
自分の拙い塗装法をよく踏襲されて…びっくりとともにとっても感謝です!^^
これならお子さまも大喜びですね!素晴らしいです!^^
シタデルカラーの特性もよく理解されていますし、何より“塗る”ではなく“描く”のだと悟られていることに、6jiroさんの研究熱心さを感じます。
その姿勢は自分も見習わなくては…^^;
いわゆる“プラモの塗装”とはまったく違った感覚だと思いますが、モチーフを“立体キャンバス”に据えて、どんどん描いていってみてくださいね!^^
次回作も楽しみにしておりますよ〜!^^
おはようございます!
それと、遅れましたがブログのご紹介ありがとうございました!^^
ちなみに塗装法ですが、ドライブラシに類似で“ウェットブラシ”という手法があり自分はよく使っています。
手法の境界は微妙で説明しづらいので記事内では説明を省いています。
すでにご存知かも知れませんが、ご参考までに…^^;
yangminさん こんばんは!
私の勝手な思いですので、多少違うかもしれませんが筆塗にはベストの塗料だと思っています。ちなみにベースカラーは隠ぺい力も強いですよ。
そうそう!シタデルでまず初めに悩むのは、テクスチャー、ベース、レイヤー、テクニック、シェードとかいろいろな種類があります。
私も正直なところよくわかっていない部分あるのですが、
ベースは基本色で隠ぺい力が高いです。
レイヤーは重ね塗り等で使用してカラーの濃さなどの調整がしやすいです。
テクニックは・・・・よくわかりませんw
シェードはウオッシュ等に使っています。
もしご購入されることがありましたら、これらについて調べてからの方がいいかもしれません。
Quasimodoさん こんばんは!
コメントありがとうございます!
とりあえず、Quasimodoさんのブログを穴があくまで見て、読み込んで出来るだけマネしようと思いましたが、ここまでです^^;お恥ずかしい^^
それでも以前よりは多少うまくなってきたと自分で勝手に思っていますw
シタデルという塗料はQuasimodoさんのブログで初めて知りましたが、ホントに使いやすい塗料ですね。フィギュア等の塗装には最適ですね。
おっしゃるように「立体のキャンパス」に絵を描くというのが凄くあてはまると思いました。
>ドライブラシに類似で“ウェットブラシ”という手法があり
この手法知りませんでしたが、調べてみると、まさしくこの方法ですね!この方法で今回の怪獣塗りました。てかQuasimodoさんの手法がこの方法だろうなと名前は知りませんでしたが、思っていました。
まっ、私の場合、名前がわかってもそれを使いこなせてはいないんですけどね^^;
これからもQuasimodoさんのブログで勉強させていただきますので、よろしくお願いいたします。
こんにちは!
このシタデルで塗ったベムラーさんってその後どうなってます?
可塑剤が染み出てきてブリード現象でベタベタしたりとかしてません?
ウチに飾ってあるフィギュアのポリウレタン製ブーツが加水分解でボロボロになっているのに最近気が付いて気になって書き込んでみました(+o+)
yangminさん こんばんは!
返事遅くなってすみませんm(_ _)m
うちのベムラーは特に何も変化ないですよ^^
ちょっと塗装剥がれとかは有りますがww
ウルトラマンのソフビ意外と元の材質が良いのかもしれせんね~。
6jiroさん、こんにちは。
ベムラーさんは無事ですか。
ソフビにシタデル塗装は結果としてコーティングにもなっていると思うので持ちが良さそうですね。
こちらのボロボロになった合皮のブーツは”サフィール”という皮や合皮の靴補修に使えるクリームが良いとの書き込みを見付けたのでダメ元で試してみようと思います(^^;)