VF-1 VALKYRIE バルキリー30 メインギア

アシェット・バルキリー超久しぶりですw!メインギアの出し入れ見て絶望してはや4か月w
てかコンペや展示会で忙しくて製作滞ってましたw
こんな感じに改修しました。

元のままでは動かない前方のハッチも可動としました。
前回から時間ムチャ立っていますので前回のおさらいからw

通常に組み立てるとこのような形になります

ハッチ部分にバネが渡してありこのバネをギアが抑えることによってハッチが閉まるようになっています。

一番前の赤いライトが点くハッチ部分は手動開閉となっています。

ギアのタイヤ部分の幅がギア格納庫の幅ギリギリ(殆ど隙間ないですw)のためギアを収納するとこのバネが折れ曲がってしまうというなんとも設計に疑問を持ってしまう構造w

てなことで、これらのハッチのギミックをすべてやり替える方向で考えていました。
考えました~~~~~~~
サーボを何個も取り付けて開閉する方法
リンクを使って出来るだけ少数のモーターで開閉する方法
ムチャクチャ考えました!
そして、最終的に

そこまでしてやるほどの事か???

という全てを無にする結論にwwww

という事でこのハッチ開閉は結局アシェットの方法を改良する程度で行くことにw
ただ、ギア前方のハッチが手動というのはどうしても許せないww!

てなことで前方のハッチだけは自動開閉目指すことに。
ただ、これ一個動かすのにサーボやモーターの追加とか制御の事を考えると馬鹿らしいです。
すぐそばに回転しているメインギアが有るのだから、これを利用する方向で行くことに。

 

で思いついたのがこの方法

左のメインギアが回転して出てくると赤い糸が引っ張られてハッチが開く方向に回転し、閉じる時はバネの力で閉じるという物。なんかいけそうw
とりあえず作ってみますか!
バネはなるべく弱い物が必要。出来るだけ線径が細い物が良いかな・・・・
結局バネはモノタロウでこちらを購入(0.3㎜径 右巻き 90度 2回巻……20個も要らないww)
まっ、そのうち使うことも有るか^^;
(写真撮り忘れたので最終形態の物ですが、バネの方向など違いますが)こんな感じでヒンジの方側の壁を削ってそこに仕込みました。

ハッチのヒンジ部分には念のため溝を軽く掘っておきました。
丁度いい場所にパーツのダボが有ってそこに引っかけることに

で、動かしてみたのですが、初めは良いのですが、段々と締まりが悪い状態にwww
そうなんですよwあの上の図をみてギミックに詳しい方なら分かると思うのですが、
あの状態だとこのトーションバネが開く方向に負荷がかかるようになっているんですよね^^;
そのためバネが段々と開いてハッチが閉まりきらない状態になりましたw

左が元のバネで右が何度か使ったバネです。開いてるでしょw
てなことで閉じる方向にテンションをかけなないといけない事を学び、再設計w

で、このバネを使って閉じる方向にテンションをかけていく構造を考えるとこうなりました。
赤線は無視でw紫が糸。青がバネ)

この状態がバネにテンションがかかっていない状態。
左のメインギアが閉じる方向に回転すると紫の糸が巻き取られてハッチが閉じる方向に回転します。バネは格納庫の壁とハッチのクリアパーツに穴を開けて刺しています。


これならバネは閉じる方向にテンションがかかりますので緩むことは有りません。

動かすと

よし!ちゃんと動いてくれている。
ただ、構造図見てもらうとわかるのですが、閉鎖時には90度のバネを80度以上折り曲げた状態ですので相当なテンションが糸にかかっています。
自分の展示時には足出していない状態で飾ると思うので、やはり閉鎖時には糸にテンションがかかっていない状態の方がいいかな~~。

となると色々考えましたが、このバネでも出来るけど糸のテンション強くなりすぎるからパスwもったいな~~~~~!
てなことで再度モノタロウさんからこちらのバネを購入。お前も20個かwww
0.3mm径 180度 右巻き 3回巻
今考えると今回バネを入れた位置を考えると左巻きを買った方が良かったかもw
ちなみに巻回数が少ない方が設置しやすいのですが、その分バネのトルクが強くなります。
で、構造はこんな感じに

糸は第1案と同じに。
これなら閉鎖時に糸のテンションはかからず、バネも閉鎖方向への運動となります。
ただ、巻き数が2から3に増えたのでヒンジの部分の処理が少し面倒でしたw

格納庫側のヒンジの壁を削るだけでは足りなくてハッチ側のヒンジの方も少し彫り込むようにして削りました。

糸も今回は絶対切れないようにこんな釣り糸をw

これを所定の位置で瞬着で点づけですw

ハッチの方に糸とバネを取り付けた後、格納庫の壁に穴を開けて糸を通します。

メインギアの下を通して

ハッチが開いた状態にして糸を引っ張りながら赤矢印部分に瞬着を流し速攻で効果スプレーをw

やりすぎてヒンジ自体固めないようにお願いしますw

で、バネの方はこの2個所で留めます。

ハッチの方はバネの力でハッチが変形していきますのでwこの後瞬着で固めちゃいましたw

とりあえずこれで前方ハッチの開閉は出来ると思います。

で、鋭い人!そうそこのあなた!!

あの構造図を見て、あれ~っ?メインギアの回転軸の半径とハッチのヒンジ軸の半径に差があるのに同角度分動くの変じゃない?????

と考えた鋭いあなた!!キライですw!!

そんなものはアシェットのいい加減な構造が全て吸収してくれますwwww

アシェット様を甘く見ないでください!!!

まっ、本当は上記のような方法で糸を取り付けるとハッチの可動角度の限界決っていますので、糸を押す方向には糸が緩むだけですから半径の差により生じる回転角度の差は全く問題となりませんw

自転車のチェーンみたいにせずにバネを使った理由はこれです^^

 

次に残り2つのハッチですが、中央のハッチはいいとしても最初に示したように後方のハッチはバネが折れちゃいましたw

てなことでウエーブのAスプリングN0-1 1mm径の物を用意しました。

これを付属のスプリングと同様にセットしてみるのですが、やはりアシェットの物よりも固いみたいですね。

上手く閉じないし開くのさえも怪しいw

そもそも同じ場所にバネ付けるとまた折れっちゃいます。
てなことで場所を移動

あのタイヤに引っかからない所を目指すとこんなところにww

で、問題はバネの長さです。短すぎると当然開ききらないし、実は長くてもコレ閉まっちゃうほうにテンションがかかるんですよww

格納庫側のバネの取り付け位置が違いますが、説明用にw

このバネ長くなると格納庫の壁(赤矢印)に沿いだすんですね。するとハッチとの接合部(黄色矢印)が格納庫の壁と同位置に来るため少し閉鎖加減になります。
この写真でもバネが格納庫の壁に干渉してハッチが閉じ加減になっています。
もちろんもっと長くすればハッチは空く方向に行きますが、今度はバネが長すぎてメインギアが押しても閉まりきらない状態になってしまいます。
てなことでハッチへのバネの取り付け位置を変更しましたw

こんな感じでバネを長くすると壁に沿ってくるんですよね^^;

格納庫壁の取り付け位置の違いで長さは変わりますが、めやすとして

私の場合は約4.7cm程度の長さになりました。

あとついでにですが、この改造で後方ハッチがしっかり閉まるようになったので

ここの磁石取り除いちゃいましたw
この磁石のせいでこの後方ハッチがビックラポン状態で開くのでない方がスムーズです。

 

次に真ん中のハッチもバネがギタギタなので変更w
でここも問題がw

写真のようにバネがヒンジの部分に噛みこんで閉まらなくなることが多発w
これもバネの硬さと構造が合っていないのが原因ですね。

てなことでここも先ほどと同じ方法で逃げましたw

ハッチのバネ取り付け位置の延長w

とりあえずバネに問題ない人はこの辺は触らない方が良いかもですw

てな事が分かった状態で再度この動画見てもらうとさらに色々と納得できる部分が多いと思いますw


あっ、ちなみにメインギアのシリンダー取り付けませんww
全く見えないし、もうここの改造飽きましたww

てなことで方法決まりましたので、一旦バラして再構成と塗装します。

 

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10 comments

  1. こんばんは
    最初の動画を見て腰抜かしました!!(笑)
    もうこれアシェットに見せてやりたいです!
    メーカーならこれ以上のギミックを作れって!
    糸で引っ張るアイデア、良い思い付きですね、流石です。

  2. リンクを使った剛結ではなく、スプリングや遊びを持ったワイヤーで作動しているので程よく角が取れた動きで、今までで一番いい雰囲気で動いてます!
    同じ結果を得るためにはなるべくシンプルなほうがいいと悟りましたねこれは!

    試行錯誤お疲れさまでした。

    てか、いま私が作ってるレイザークレスト、ちょうどこの足格納庫くらいのサイズじゃ・・・でっけーパーツだなあ。

  3. お疲れ様でございます。m(_ _)m

    はぁ・・・(溜息w) 凄い・・・ これ以下言葉にがありません。
    私が悩んだことが全てここで解決されているww 私もスプリング交換していますが
    ここまで位置や長さにはこだわっておりませんでした・・・
    己の未熟さを痛感した次第です・・・

    まだバラせるときに、ハッチの改造してみたいと思います。
    何から何まで参考にさせていただき申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします!!

  4. なんとなく、前の記事の記憶があるようなないような。。。
    純正でちゃんと動かないのは困ったもんですね。センセーみたいなガッツがなかったらあきらめちゃわないといけないw
    今回のエントリーは現物合わせ教の教えが深く活かされているようでほほえましいです。最後の動画はお見事で、モーター1個で駆動してるとはとても思えない!さすがでございます♪

  5. Vividさん こんばんは!
    中と後ろのハッチは元々も開きはするのですが、どうにも動きがぎこちなくて、
    前のハッチは手動という構造でした^^;
    流石にその辺は我慢できなくて色々考えたのですが、最終的にこのようにまとめましたw
    糸で引っ張るのもとにかくモーターを足したくなかったので苦肉の策ですw

  6. gyoさん こんばんは!
    そうですね~。やはりギミックはシンプルな物が一番綺麗に動きますね。
    直ぐにサーボやモーターを足したりして考えの少ないギミック作るよりもこの方が結局簡単で誤動作のない物が出来上がるんですよね^^;
    先日のヨーダのギミックを見てホント色々と考えさせられましたからねw
    ああっwそうですねww
    丁度レーザークレスト位のギア格納庫ですww
    ものは1/24ですから、かなり大きいよ^^

  7. sakuさん こんばんは!
    ああっwやはりあの後ろのハッチのスプリングですよねw
    あれホント大きな声では言えませんが設計ミスですよねww
    あんなのバネが折れるに決まってますw
    同じバルキリー作っている人には凄く共感してもらえるかもですww
    とりあえず参考になったようで良かったです。
    次回から再度組み立てますので、それぞれの長さや位置などをより詳しく解説しますね。
    もしよかったら再度参考にしてみてください^^

  8. なおさん こんばんは!
    もう4か月前ですからねww
    とりあえず元のままでも前のハッチ以外は開け閉めしましたが、何回かやっていると引っかかるようになりましたww
    確かに今回は教祖様のご指導のおかげで現物合わせ教の教えに則り作業させていただきましたw
    モーターを何個も足して動かすのでなくて1個で各部が連携できるのはギミック冥利に尽きますねww

  9. こんばんわ!  全ての元凶 ゲンキなゲンキョ〜マンですw

    もうアイディアに溢れているというか、アシェットに相談役で入って設計指導してほしいというか、令和のカラクリ士というか、色々考えて実装してしまうところが素晴らしいですね。

  10. でたな!!!すべての元凶 schuさん こんばんはw!!
    もうねw侍トレックとかえらい名前まで付けられてエンタープライズ木目塗装計画が独り歩きしていますwwww責任取ってwwwwww

    アシェットのギミックアイデアは毎回感心させられているんのですが、たまにここの設計は別の人がしたでしょう??と思う位ダメダメの時も有りますw設計とパーツの精度が合っていないんですよねw

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