タカラのRCフルアクション ジェット・モグラ再びw
あれから色々と電源となるものを探したのですが、なかなか見当たらなくて難儀していました。
シャーシ側のニッケル水銀電池ですが、全く同じものは見つかりませんでしたが、同じ大きさの1/3AAAで1.2V,170mAhと少し性能がアップしているものがebayで見つかりました。ドイツからの出品でしたが、それほど送料も高くなかったので予備も考えて5つほど入手しました^^。
それと、今回ジェットモグラ再チャレンジの決め手となったのが、Vividさんから助言をいただいていたリチウム電池です。モグラ本体に入る電池がアマゾンで見つかりました。この電池がみつかったから紐付きからの解放作業ができました^^。
3.7V 70mAhです。この電圧なら赤外線センサーもAVRも昇圧装置を使わなくても稼働できます。
大きさは計り忘れましたが、下の工作マットの1マスが1cmですから、結構小さいことがわかると思います。
リチウムポリマー電池ということで爆発したりしないか心配でしたが、ルールをしっかり守れば安全なようなので安心しました^^。
ボディー内部に入るのかも心配点でしたが、ボディーの肉厚を削ったりしてギリギリ入れることができました^^。
まずはシャーシ側からニッケル水銀電池を仕込んで行きます。
前回シャーシに穴を開けてしまったのですが、これが逆に電池がギュウギュウになりすぎない程度のスペースを作ってくれて意外と簡単に収まってくれましたw
で、以前のニッケル水銀電池は120mAhでしたが、今回は170mAhなので少しだけ性能アップしているかもしれません。
内部機械は電池とスイッチを新品に変えたのみでそのままですので、充電方法も純正のままですので
こんな感じでコントロールユニットからの充電です。
ちなみにサビサビになっていた充電端子は適度に研磨しておきました。
実際走らせてみると結構いい感じで走ってくれますが、紐付きの時もそうだったんですが、スピード少し早すぎです。
重厚感が全くありませんwテケテケテケ〜てな感じで走ってしまいますw
そして動けば、動いたでまた問題が出てきました。
ご覧のようにしばらく走らせるとクローラーの部分が外れかけてきます。
この状態で外れずれはしませんが、見た目が^^;
ゴムの力に引っ張られてホイルの軸がななめになっているのが原因のようです。
少し走らせると上写真の右のような感じで半分外れかけの状態を維持しますw
反対側はそれほどずれることはないのですがね^^;
時々このクローラーが車体に引っかかって動きが悪くなることがあるのですが、さすがにクローラーのゴムは新品は無いのでこれで経過観察です^^;
次にモグラ本体。
ここは前回基盤を壊したみたいなので新たに作成しないといけません。
まずは、どのような信号がコントロールユニットから出ているのか確認するためにarduinoの赤外線解析プログラムで確認。
独自信号形式で送信されていますが、データーの確認はできました。ところがコントロールユニットのスイッチを一回押しただけなのに信号がむちゃくちゃ流れてきますwどうやらモグラの基盤が壊れたと思っていたのですが、この送信機自体も壊れていたみたいですw
送信機一旦分解してみました。
結構基盤が汚れていますね・・・・。
タクトスイッチが付いていますが、コレを押すと確認用のLEDが光り、赤外線用LEDも光って信号を送信するようになっています。
もしタクトスイッチの問題なら確認用のLEDもずっと点灯し続けていることになるので、タクトスイッチではなくて基盤内の問題かもしれません。
さすがに基盤内の問題となると手が出せません^^;
まっ、もともとこのコントローラーは使い勝手が悪かったので放棄でwいつもの小さなリモコンを使うことにしました。
製作は、ギアー類はそのまま使ってコントロール部分を全交換です。まっ、筋肉残して内臓を全部変える感じですねw
まずはコントロールのマイコンですが、プラス、マイナス、モータードライバー用2つ、LED用、IRセンサー用で最低でも合計6端子なければいけません。さらにできるだけ小さいものをということで米粒AVRと呼ばれているAttiny10を候補にしたのですが、(本当に米粒より小さいですねw)
AVRはリセット端子を出入力に設定すると、その後のプログラムの書き換えが簡単にできなくなるというのがありまして、うまく動くか自信がなくて書き換えは必須ですのでもう少し端子が多いものを選択。
Attiny85を選びました。これも十分小さいですね〜。端子無視すると縦横5mm程度です。
スペースのこともありますので、基盤に装着せずにそのまま端子に配線をハンダ付けしました。
モータードライバーはDRV8835を使用しました。
これらのパーツをとりあえず動かしてみます。
どうやら正常に動いてくれたみたいです。次にこれらをモグラ本体の上部に詰め込んで行きます。
できるだけ無駄な長さの配線を作らないようにするのですが、短すぎるとハンダ付けが困難になります^^;
リポ電池も内壁の壁を削ってなんとか収納^^。
どうにか入りましたが、やはり工業製品のようにスマートに行きませんね^^;
こちらが元の状態です。
まっ、動くからこれでいいです^^。せっかくですので赤色LEDも取り付けておきました^^。
これでまた組み立て直してみました^^。
充電はUSBからスイッチサイエンスで購入したリチウムポリマー電池専用のパーツで充電しています。
リチウムポリマー電池て小さのにかなりパワフルな電池ですね〜。
とりあえず完成しましたので動画とか撮るために動かしていたら途中でモーターの動きが怪しくなって、最終的には通電しているのに動かなくなってしまいました。このモーター調べたらなんと1.2V用でした・・・・。私のこの回路だと3.7Vかかっていますwどうりでモグラのドリルがえらく元気に動いていたはずです。
モーターが壊れたので、せんごくネットで同じ大きさのもの(超小型モーター HP-01-10247-4)を売っていましたのでこれを購入しました。
写真の上が今回購入したモーターで下が元のモーターです。
ギアを付け替え、ハンダ付けし直して再度組み直しました。
モーター電源に抵抗を入れて電圧を落とそうと思ったのですが、手持ちにちょうどいい抵抗がなかったのでそのままモーターの交換しただけですwまたそのうち修正します^^;
失敗だらけですがwなんとか組み立て終了です。
稼働の方は文章で書くよりも見てもらった方が早いと思います^^。ギミック確認用の動画がこちらです。
1分半弱あります。
前回の紐付きジェットモグラの動画を再度作り直してみました。
えっと、今回は都合の悪い部分はカットしていますw
すみません馬鹿の一つ覚えであの曲ですwこちらも2分半あります。
<2018.06.30追記>
基盤さえ生きていれば必要ないのですが、
ジェットモグラの変更した回路図とプログラムを載せておきます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 |
/* * IR_NEC_tiny2313.cppが元 * Created: 2016/11/11 21:56:14 * Author: 6jiro *赤外線受信部分はdiorama111さんのプログラム */ //ATtiny85 #include <avr/io.h> #include <avr/interrupt.h> #define F_CPU 8000000UL #include <util/delay.h> int cti,ads,cmd,c=0; char ifd=0x04,bt,ib; int z1=0x30CF,z2=0x18E7,z3=0x7A85,z4=0x10EF,z5=0x38C7,z6=0x5AA5; int z7=0x42BD,z8=0x4AB5,z9=0x52AD,z0=0x6897; int zd=0xA25D,zn=0xE21D,zg=0x22DD,zs=0xC23D,zc=0xB04F;//電源:zd,MENU:zn,TEST:zg,回転矢印:zs,C:zc int zu=0xE01F,zw=0x906F,zv=0xA857,zp=0x02FD,zm=0x9867;//巻き戻し:zu,早送り:zw,再生:zv:+:zp,-:zm void start(){ PORTB|=(1<<PB3); _delay_ms(700); PORTB&=~(1<<PB3); _delay_ms(700); } void ope(){ if(cmd==zd){c^=1;} if(cmd==zu){PORTB&=~(1<<PB1);PORTB^=(1<<PB0);}//前後逆回転ならzuとzw入れ替え if(cmd==zw){PORTB&=~(1<<PB0);PORTB^=(1<<PB1);} } ISR(INT0_vect){ cti=0;while(~PINB & ifd){cti++;_delay_ms(0.1);} //leader(16T) check if(cti>80 && cti<100){ //cti:90(16T) cti=0;while((PINB & ifd)&&(cti<55)){cti++;_delay_ms(0.1);} //blank(8T) check if(cti>35){ //cti:45(8T) for(ib=0;ib<32;ib++){ while(~PINB & ifd); cti=0;while((PINB & ifd)&&(cti<20)){cti++;_delay_ms(0.1);} if(cti>10){bt=1;}else{bt=0;} //cti:16(3T) cmd=cmd<<1; //cmd:command cmd|=bt; if(ib==15){ads=cmd;cmd=0;} //ads:address } ope(); cti=0;while((PINB & ifd)&&(cti<10)){cti++;_delay_ms(0.1);} while(~PINB & ifd); //stop bit }//if(cti>35 }//if(cti>80 cti=0;while((PINB & ifd)&&(cti<1500)){cti++;_delay_ms(0.1);} //blank check if(cti>1400){cmd=0;} }//ISR int main(void){ DDRB =0b00001011;//PBはすべて出力 PORTB=0b00000000; GIMSK=0b01000000; // INT0(PB2) 有効 MCUCR=0b00110000; sei();//割り込み許可 while(1){ PORTB|=(1<<PB3); if (c==1){PORTB&=~(1<<PB3);start();} } } |
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こんばんは!
「アガサクリスティー」のTV見ながら、6jiroさんのジェットモグラ見て、ずっこけました!
いやー素晴らしい改造です、恐れ入りました。
オリジナルの機能の復活にとどまらず、LEDまで搭載して、キビキビ動き回って素晴らしいです。流石です。
あっ、モーターへの電圧低下の一案ですが、電源用の整流ダイオードを直列にかますのも良いと思います。一個で1V位の順方向電圧低下がありますので。
Vividさん こんばんは!
Vividさんの助言のおかげでリチウムポリマー電池を探し出すことができましたので、今回なんとかジェッツモグラの復活できました^^。ありがとうございます!
せっかくここまでのギミックを持ったおもちゃなので、LEDも追加してみました。マイコンの起動確認のためにもあった方が安心ですしね。
なるほど〜整流ダイオードを使うのも一つの手ですね。今度試してみます。いつも的確な助言をいただきありがとうございます!
凄いですねぇ〜!
非常に欲しいです。6jiroさんすごすぎです。技術と知識が羨ましいです。
デアゴかタカラさん、販売してくれないでしょうか?Agoがヒットしていれば…無理でしょうね…
ジェットモグラの発射台6jroさんの助言通りにやってみました。重りもマネをして、何とか上手くいきました。
ほんと、ありがとうございました。
しかし、ジェットモグラのラジコン、カッコ良すぎです。
コンテナの入り口?動画で自動に開いてるのですが、ラジコン化してるのですか?
46さん こんばんは!
ありがとうごいます!何とか修復できました^^。
今回はVividさんの助言のおかげで内蔵できる電池を探せたました。
ブログのおかげで皆さんから助言がいただけますので、そのおかげです。
AVRのプログラムも以前載せている赤外線リモコンのプログラムのままで、実はそんなに難しいことあしていないんですよ^^;
デアゴ・ジェットモグラうまくいったようで良かったです!
重りが入っている方が姿勢の維持が楽ですよね~。
今回のジェットモグラもモグラ部分の横のクローラーはゴムがダルダルになってトンネル内の移動が難しくなってきているので、ぜひタカラさんに再発売してほしいですね。ただ、今の時代にここまでのギミックを仕込んだものになると値段が怖いことになりそうですよね^^;
書き忘れていました。
コンテナの扉ですが、あれ実は画面に映っていない部分を指で持ってそ〜っと動かしていますwラジコン化するにはスペースがなさすぎて無理でした^^;
うわ~!ジェットモグラ、直ってる~!?
代用電池などが見付かったのですね!
凄いです!(-o-;)
二号の上昇とコンテナの開閉にモグラの出動、完璧じゃないですか!
カッコイイ~!
動画も一連の動作がちゃんと1曲に収まっていますね!
見応えがあって2分半があっという間でした(^-^)
モグラの地中ギミックは面白いですね~。
お見事です!
yangminさん こんばんは!
Vividさんの助言のおかげでリポ電池で探していたらどうにか入りそうな電池がみつかりました^^。この電池が見つからなかったら再度の作成はしなかったと思います。
動画の方は、音楽を先に決めてそれに入るように動画を切り貼りしました^^。
2号が完成したら1号なども絡めてまた動画撮ってみたいです。ただ、サンダーバードって音楽がワンパターンであまり種類ないんですよね^^;色々詰め込みたいのですが短すぎる^^;
地中ギミックいいのですが、モグラの横のクローラー部分のゴムがのびのびで力がかかるとすぐ空回りしてしまいます。そのため上から下にはいいのですが、下から上には無理でした・・。この辺の材質の劣化は如何ともし難いですよね^^;
なんとか動かしたい者です。
記述を昨日ファイルし、パーツを集める日々です。
サンダーバードは、大好き!
勝手な質問なんですが。ご助言いただけると助かります。
超初心者です。
下記にて。
購入可能なパーツですが。
質問1
送信器は、何を用意したらいいですか?
購入
モーター制御
DRV8835
購入
マイコン
Attiny85
質問2
プログラムを書き込まないとダメですか?
dan&Jodiさん こんばんは!
ちょっと用事がありまして、すぐにお答えできないのですが、
とりあえず購入はまだ待ってください。
後日改めて正式な返事させていただきますね。
時間がありましたら、AVRの書き込み方法等をネットで調べておかれることをお勧めします。
おはようございます!
ご連絡感謝です。
余談ですが、子どもの頃
ほとんど作った記憶があるメカばかり
今は、どれもこれも会社の棚に並べ、大変な状態です。
このジェットモグラはいいですね。
現在、ボロボロの状態を解体パーツ磨き、キャタピラちぎれゴム塗装。
スマイル様のブログは、ファイリングし
時間を掛け修理に挑みたいと、2セット手元にありますが
開けた状態は、心が折れました!涙
トレーシー家、地震の際 なんとか無事でグランドマザーも無事でした。
楽しくこれからもブログ拝見させていただきます。
色々情報いただければ幸いです!
dan&Jodi さん こんばんは!
サンダーバードのコレクションいいですね〜!
兄弟以外にもフィギュアがいるのもいいですね^^。
まずご質問のお返事からですが、
送信機について。(基盤を取替えた場合のみ必要です。)
わたしが使っているリモコンは現在見かけなくなってしまっています。で、リモコンが違うと発信する信号も変わりますので今のプログラムでは動作しません。秋月のリモコンでしたら信号のデーターが載っていますので、その時はプログラムを書き換えますのでお知らせください。信号方式がNEC準拠になっている物なら簡単にプログラムの変更ができます。
購入が必要なものは基盤が生きていた場合は電池と腐食している可能性が高いスイッチくらいだと思います。
もし本体の内部を総取替えの必要がある場合は回路図に載せていますのでご覧ください。
1番の問題となる電源ですが、3.7V70mAhのリポ電池はアマゾンで現在も売っていると思いますが、リポ電池の取り扱いについては十分な注意が必要です。さらにシャーシ側の1/3AAAの1.2V,170mAhの電池をいかに入手するか?は問題だと思います。私は探し回ってebayで購入しました。
プログラムの書き込みは、本体、シャーシ共に基盤が生きていれば必要ないです。
わたしの場合、本体の方が死んでしまいましたので基盤などの総取替えが必要でした。
ジェットモグラの修復ですが、正直なところ結構ハードル高いです。
手順を説明しますね。
1、まずはモグラ本体をシャーシから外すためにブログの手順をみながら完全に分解し
てみてください。
2、分解の際に配線等が腐食して取れてきますが、なるべく写真を取りながら配線の繋がっている部分が後で確認できる様にしてください。
3、腐食している電池を剥がします。この際も配線取れてくると思いますので、繋がっている部分をよく確認してください。
4、電池は交換して、取れた配線を新しくして基板にハンダ付けします。
この際、基盤に必要以上に熱を加えすぎず、さらに細かいハンダ付けですのでハンダ付けに慣れていないとかなり困難かもしれません。
5、この状態で動作確認してください。(配線が正確にハンダ付けされている事が前提です)
6、これで動けば再度の組み立てとなります。
ちなみに、シャーシ側の駆動輪部分のギアの組み込みは難易度高いです^^;
モグラ本体が動かない場合は私のプログラムと配線を真似られるといいかもしれません。(プログラムと回路図を本文に追記しておきます。)
もしシャーシ側が動かない場合は、新たなプログラムと回路が必要になります。
と、当たり前の手順ですが、色々と地雷が含まれています^^;
必要なスキルとしては、
ハンダ付け、電池を入れるための車体の削合等プラの改造、
もし基盤が壊れていれば、
回路が多少なりわかる事、AVRの書き込みができる事。
AVRの書き込みですがこれはネット(こちらのサイト等)でよく勉強してみてください。ただ、いま現在よく使われていたAVRISPmk2が販売終了していますのでこちらの記事のライターを使われるといいかもしれません。
どちらにしろ基盤さえ生きていれば配線のつなぎ直しで動くと思いますのでガンバです!
追記
ごめんなさい!せっかく投稿してくださった写真が見えなくなっています。ただいま原因を探っています。
感謝!感謝!感謝!
まずは、1歩々進んでみます。
基盤を綺麗にしてみます。
ここすごく難しそう!
シャーシ側の駆動輪部分のギアの組み込みは難易度高いです^^;
では。
dan&Jodi さん こんばんは!
そうですね!何事もまずは第一歩を踏み出す事が大切ですね!
勉強になりました!
ありがとうございます!